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「みず」は、全草が利用できるとても人気のある山菜です。 若い芽出しの小さいときは、そのまま「天ぷら」「おひたし」で、 大きくなると茎を「油炒め」「汁の実」さらに大きくなると皮をむいて食べます。 根はたたいて「味噌たたき」に、また塩漬けするのもこの時期です。 ところが一番の人気は、みずの実(むかご)なのです。 みずの実は、動物たちも食べます。「熊」「鹿」は、実のところだけきれいに食べます。 山にはみずが豊富にあるために他の山菜とちがって 「山菜争い」をする必要が全く無いところも人気の秘密かもしれません。 もちろん動物がどれだけ食べても、気にすることもありません。 「みずの実」は夏後半から、秋にかけて採取です。 この時期は「きのこ採取」と重なってくるので男は「きのこ」 女は「みずの実」と分担を分けて採取することも珍しくありません。 「みずの実」は、ちょうど「あずき」大の大きさで葉の付け根に点々とつきます。 実のついている葉先部分だけをちぎって採取します。 中には「米粒」大のものもあり、面倒だからと「みず」の葉の付け根を 採取する横着者もいますが、(私は・・以前はそうしてました だってたくさん採るにはその方がいいと思ったんです) 選別のときにあまりの面倒さに敵をとられてしまいます。 女の人たちは、「みずの実」採りが大好きです。 一枚一枚の葉をもぎとる作業は単純ですが、黙々とり続けます。 男の人はすぐに飽きて投げ出してしまいますので「みずの実」採りに 男の人が同行すると厄介なことになるのです。 「もうかえろう」とか 「十分採った」とか「たくさんだとか」「そんなにとってどうすんの」とか 黙っていることを知らないのかと疑いたくなるのです。 しばらくタバコを吸っていたかと思うと その辺を採るでもなく「ウロウロ」するだけなんですから・・ 「じゃま・・じゃま・・」 全くなししにきたんだか ・・などと夫婦でいい争いにもなるほどです。 採取後の葉から実をとる選別作業・・・ これもとても単純作業で根気の要る作業です。 こんなに手間ひまをかけての作業ですが、苦にならないんです。・・・・ 山にはこのような山菜があることを知りませんでした。 「山菜」というと「わらび」「ぜんまい」「うど」「しどけ」「ふき」ぐらいで・・ 他の山菜は全く知りませんでしたので、この「みず」の出現には驚きました。 この「山菜みず」を知っただけで「山菜通」になった気分です。 山へ行っても「みずを採りに」というと ・・・みんなわかってくれます。 「気をつけてね」と優しい言葉も戻ってきます。 誰もが採取できる豊富な量なので「意地悪」をする必要が無いからでしょう。 もう山へいっての「採れなかった」は、考えられません。 何が無くても「みず」は採れるからです。 また利用もひろい「山菜」だけに、なおさらです。 「みずの実」は時期が来ると、葉の根元についた実が、 「葉一枚実一粒」で崩れ落ちていき「みずの種」となります。 葉にふれるだけで「みずの実」はパラパラと、崩れてもう採取はできません。 「みずの実」の採取できなくなる時期が山の山菜の終了となり、 まもなく山は色づき秋から冬への季節の変わり目となり、 さびしさを残しながら「みずの実」とお別れです ・・・グスン・・・グスン・・・・・・グスン・・・グスン・・・ ・・・・だれでも採れる山菜「みず」は、一番親しまれてる「山菜」にちがいありません・・・ |
料理 若い葉は天ぷらで、全体はおひたし、三杯酢、酢味噌和え、汁の実、漬物、みずとろろ、油炒め 一夜漬け・・茎を水洗いして熱湯にさっと通して引き上げ 乾いた布で水分をふき取り こまかくみじんきりにする ・・ボールに移し醤油を加えニンニクをすりおろして加える。 みずとろろ・・生のみずの根元だけを採り 包丁の背でたたくと粘りが出て、とろろのようになる。 これを醤油で味付けしたものが「みずとろろ」 酒の肴の一品 みずたたき・・・「材料」みず500g 「味噌」大さじ3杯 みずの葉を取って熱湯を通しビニール袋に入れる ビニール袋の上からすりこぎでたたいてつぶします ビニールからたたいたミズを取り出してさらに包丁でねばりが出るまでたたく これに味噌を入れてさらにたたきます みずの浅漬け・・・みずの皮をむきます 食べやすい大きさに切ります 切ったみずに熱湯をかけます 水を切ってきゅうり、野菜を加えます 塩をまぶして重石をします 翌朝には食べれます・・・ 「みず」の独特のヌメリがでて「旬」の味がいただける一品 |
保存方法 塩漬け、醤油漬け、粕漬け、甘酢漬け、佃煮、乾燥品、冷凍加工など |
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