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「クルミ」は、沢の河原に多く自生します 実が落ちて水で流されてきたのでしょうか、・・クルミは水が好きなのでしょうか 河川管理者にとっては厄介な存在かも知れません 木材としてもあまり多く利用されることが無いのです 木の実では「とちの実」同様大きな実なので 森の動物たちも実が大きいし人間の採取も少ないことから貴重な食料源としているのでしょう クルミの木にはキノコたちもあまり寄り付きません 「エノキタケ」は河原のキノコなのでこのクルミにも寄生しますが 「クルミ」の木に出る「エノキタケ」は他の木とは違い灰褐色で 発生量は少なくほんの少しだけ採取が出来るだけです その他のキノコでは「むきたけ」がでます。・・ 「ムキタケ」はどの木でも遠慮することなく発生しますのでクルミの木にも大発生することがあります 樹皮を利用しての篭編み細工を見ると「クルミ」の樹皮も利用されています。 立木から樹皮を採取する場合木の皮を剥ぐようにして採取するように聞いています 樹皮の皮の利用では山では「ヤマザクラ」の木が多く利用されています 桜細工では秋田音頭に出てくる「大舘曲げワッパ」が知られています その工芸士はヤマザクラの立木の皮を見事に輪のようにして剥いで採取するのだと聞きました 木は樹皮と幹の間で根からの水や栄養分を吸い上げるので樹皮全面を剥がれると枯れるというのです 「クルミ」の木の樹皮も同様なのでしょうか 「クルミ」は河川敷に邪魔のような存在で自生していますがでもちょっぴり可愛そうです 「クルミ」の実採取は初秋9月ごろから早いキノコをめがけて山へ向かう時に キノコの収穫が思わしくない時に仕方がないから「クルミ」でも拾おうかということになるのです クルミの実は大きいためにすぐに「フゴ」が一杯になり重くて動作がしにくく そんなときにはあらかじめ準備したゴミ袋を取り出して入れます クルミはシソ巻、やフキ味噌などの味噌加工品と一緒に使われることが多くあります 正月のクルミ餅も美味しい一品ですね 面倒な手間のかかる食材を敬遠しているのか あまり採取されることのない「クルミ」はどう思っているのでしょうか 寂しい・・それとも嬉しい・・・どちらでしょうか・・・ |
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