くるみ(クルミ)山菜きのこ直売所「ちいくろ」  
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くるみ(クルミ)

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くるみ(クルミ) 「姫クルミ」
野生天然のクルミには数種類のクルミがありそうです。それは実の大きささや形が違うことでわかります。 クルミの木は沢筋、河川の河原、など里山の周辺ではどこでも見受けられる木です。山の周辺ではクルミを あまり採取することはなく河原などに実が落ちたままになっています。割って中を取り出すのが面倒なことが 一因でしょう、この姫クルミは小さく先がとんがっているのが特長です
くるみ(クルミ) 「和クルミ」と「姫クルミ」
「和クルミ」と「姫クルミ」も同じような場所に混合して自生しています。どちらかというとほとんどが 粒の大きい「和クルミ」です。「姫クルミ」に似た更に先が細く中型の物もあります。 これらを秋に拾ってきて保存しておき(ほとんど軒先に放り投げているのです)外殻を剥がして 吊るして保存しておきます。
くるみ(クルミ) ・・外皮を剥く前のクルミ・・「クルミ」を「シソ巻」「フキノトウ味噌」に利用
「クルミ」を無造作に放り投げておき時間の空いたときに外殻を剥いでおきます。 当地方では「シソ巻」というものが郷土料理でどの店でも販売されていますがその中に 「クルミ」を利用します。また春にはフキノトウ味噌を作るときにも利用します。 その時は殻を割って実を取り出し味噌と混ぜてつくりますが「クルミ」が全体の味を 引き立てるために必ず利用されます。


★くるみ(クルミ)商品のご案内



くるみ(クルミ)   商品名...和くるみ(クルミ)
  販売価格...1200円/1kg
やや粒の大きい「和クルミ」 殻つきですの実を取り出すのは割って利用する必要があります
ご注文はこちら木の実から
くるみ(クルミ)   商品名...姫くるみ(クルミ)
  販売価格...1200円/1kg
やや粒の小さい「姫クルミ」 殻つきですの実を取り出すのは割って利用する必要があります
ご注文はこちら木の実から
くるみ(クルミ)   商品名...フキノトウ味噌
  販売価格...準備中
春のふきのとう味噌、春の香りが満杯です
フキノトウ味噌作りにはクルミは欠かすことのできない素材です
ご注文はこちら加工食品から

    ・・・・くるみ(クルミ)・・・・


    
   「クルミ」は、沢の河原に多く自生します
    実が落ちて水で流されてきたのでしょうか、・・クルミは水が好きなのでしょうか
    河川管理者にとっては厄介な存在かも知れません
    木材としてもあまり多く利用されることが無いのです

    木の実では「とちの実」同様大きな実なので
    森の動物たちも実が大きいし人間の採取も少ないことから貴重な食料源としているのでしょう

    クルミの木にはキノコたちもあまり寄り付きません
    「エノキタケ」は河原のキノコなのでこのクルミにも寄生しますが
    「クルミ」の木に出る「エノキタケ」は他の木とは違い灰褐色で
    発生量は少なくほんの少しだけ採取が出来るだけです
    その他のキノコでは「むきたけ」がでます。・・
    「ムキタケ」はどの木でも遠慮することなく発生しますのでクルミの木にも大発生することがあります

    樹皮を利用しての篭編み細工を見ると「クルミ」の樹皮も利用されています。
    立木から樹皮を採取する場合木の皮を剥ぐようにして採取するように聞いています
    樹皮の皮の利用では山では「ヤマザクラ」の木が多く利用されています
    桜細工では秋田音頭に出てくる「大舘曲げワッパ」が知られています
    その工芸士はヤマザクラの立木の皮を見事に輪のようにして剥いで採取するのだと聞きました
    木は樹皮と幹の間で根からの水や栄養分を吸い上げるので樹皮全面を剥がれると枯れるというのです

    「クルミ」の木の樹皮も同様なのでしょうか
    「クルミ」は河川敷に邪魔のような存在で自生していますがでもちょっぴり可愛そうです

    「クルミ」の実採取は初秋9月ごろから早いキノコをめがけて山へ向かう時に
    キノコの収穫が思わしくない時に仕方がないから「クルミ」でも拾おうかということになるのです
    クルミの実は大きいためにすぐに「フゴ」が一杯になり重くて動作がしにくく
    そんなときにはあらかじめ準備したゴミ袋を取り出して入れます

    クルミはシソ巻、やフキ味噌などの味噌加工品と一緒に使われることが多くあります
    正月のクルミ餅も美味しい一品ですね

    面倒な手間のかかる食材を敬遠しているのか
    あまり採取されることのない「クルミ」はどう思っているのでしょうか
    寂しい・・それとも嬉しい・・・どちらでしょうか・・・

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